自分で削除はできるの?
2ch.sc削除は、書き込みの内容によっては可能
「2ch.sc」(2ちゃんねるエスシー)は、2ch創設者の西村ひろゆき氏が運営する2ちゃんねるのミラーサイト(コピーサイト)です。2ch.scの書き込みは、個人情報が掲載されていれば、削除が可能な場合があります。
個人情報(電話番号、住所、勤務先)は削除対象に
2ch.scでは、個人情報(氏名、電話番号、住所、勤務先)は削除できる可能性が高いです。電話番号や住所、勤務先の会社名、所属団体などが記載されたり、個人が特定される形で誹謗中傷されたりしていれば、削除対象になり得ます。
2ちゃん(2ch.sc)の削除依頼・要請の方法
削除要請フォームがあるが、安易に使うのは危険
2ちゃんねる(2ch.sc)には、削除要請を行うためのフォームが用意されています。運営者側は、削除するためには当該フォームを利用するよう、求めています。
しかし、このフォームから削除依頼をすると、依頼内容が公開されてしまいます。フォーム等にも「どのような形の削除依頼であれ公開させていただきます」と明記されています。
内容 | URL(リンク先) |
---|---|
削除ガイドライン | こちら→ |
削除依頼の際の注意事項 | こちら→ |
通常の削除 | こちら→ |
重要削除板 | こちら→ |
自分の個人情報をなるべく書き込まない
上記の削除フォームから削除依頼する場合でも、実名などの個人情報をなるべく記載しないほうがいいようです。 また、削除依頼が公開された後に、それを見た人が嫌がらせの書き込みをする可能性があります。ご注意下さい。
必ず「削除ガイドライン」を読む
2ch.scに削除依頼をするときは、必ず事前に「削除ガイドライン」に目を通しましょう。削除ガイドラインをふまえた削除依頼をしないと、削除されないことが多いようです。
2ちゃん(2ch.sc)とは
創設者・西村ひろゆき氏
2ch.sc(2ちゃんねるエスシー)とは、2013年から2014年初頭にかけて起きた「2ちゃんねる(2ch.net)」の内紛・分裂を受けて、元管理人の西村ひろゆき氏が立ち上げたサイトです。2chの内紛により、西村氏は当時の2ちゃんねる運営者(ジム・ワトキンス氏ら)から事実上追放されました。その後の2014年4月、西村氏は対抗して自ら新しい掲示板を立ち上げました。それが、「2ch.sc」です。西村氏は「2ch.netは不当に乗っ取られた状。2ch.scこそが、本物の2ちゃんねるだ」と主張しました。
削ジェンヌも同調
また、2ch.netで削除を担当していた「削ジェンヌ」なども、西村氏に同調して2ch.netから離脱。2ch.scの運営に参加しました。
旧2ちゃんは「5ちゃんねる」(2ch.sc)に
その後の裁判等を経て、旧2ちゃん(2ch.net)の運営者(ジム・ワトキンス氏ら)は、ドメインを5ch.netへと変更しました。そして、「2ちゃんねる」でなく、「5ちゃんねる」を名乗るようになりました。このため、2ちゃんねるという言う場合は、西村氏らの「2ch.sc」を指すようになりました。
コピーと独自の書き込み
2ちゃんねる(2ch.sc)は、5ちゃんねる(2ch.net)の内容をコピーし、掲載しています。それに加えて、独自の書き込み(レス)も掲載しています。ミラーサイト(コピーサイト)であると同時に、オリジナル性も兼ね備えた掲示板になっています。
2ちゃん(2ch.sc)の特徴
投稿件数が5ちゃんより多くなることも
2ch.scでは、2ちゃんねる本体(2ch.net)に投稿された内容を自動的にコピーしていますが、上記の通り、コピーするだけでなく、独自に投稿することができます。このため、2ちゃん本体よりも投稿件数(レスの数)が多くなることがあります。この点が、他の一般的なミラーサイトとは異なる点です。
過去ログに入った後も投稿できる
2ch.scは、2ちゃんねる本体で「過去ログ」に格納された板(スレッド)も、書き込みを投稿できることがあります。
検索で上位表示されやすい
Google、Yahooで5ちゃんより上位になることも
2ch.scは、グーグルやヤフーなどの検索エンジンで上位に表示されやすくなっています。検索キーワードによっては、5ちゃん(5ch.net)よりも上位になっているケースも少なくありません。他のミラーサイトと比べても、2ch.scの検索における強さは、突出しています。Googleなどの検索エンジンが2ch.scを高く評価しているようです。
企業・団体の2ch中傷対策は、「逆SEO」
削除できないなら、検索順位を下げるしかない
企業や医療機関などの法人にとって、2ちゃん(2ch.sc)の削除はハードルが高いです。 深刻な誹謗中傷であっても放置されることが多いです。削除されない場合は、逆SEOで対応することになります。
逆SEOとは
逆SEOとは、誹謗中傷の検索順位を下げる対策です。
会社名・個人名でネット検索したときに、検索結果の上位に誹謗中傷が表示されないように、公式サイトの強化など様々な取り組みを行うことです。
逆SEOについて詳しくはこちらへ→